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TEL:048-291-8560

血管外来

▶︎足の血管が目立つ(下肢静脈瘤)

 下肢静脈瘤をご存じですか?太ももやふくらはぎの血管がぼこぼこ飛び出してきたり、血管が太くなって目立ってきたりしたらそれが静脈瘤です。症状としてはこぶ以外に足のだるさ、むくみ、こむら返り(足がつること)がよく見られます。放置すると、こぶが大きくなるだけでなく、皮膚が痒くなったり、茶色に変色したりします(静脈うっ滞性皮膚炎)。こぶの中の血液が固まって急に痛みを生じることもあります(血栓性静脈炎)。

 治療法としては、弾性(着圧)ストッキングによる圧迫療法が重要です。圧の高い靴下を日中に履いてもらうことで、足の症状を抑えたり、静脈瘤の進行を遅くしたりします。根治術として以前は、静脈抜去術(ストリッピング術)という原則入院が必要な治療が主流でしたが、レーザー治療が健康保険の適用になってから急速に日帰りのレーザー手術(血管内レーザー焼灼術)が広く行われるようになってきました。レーザー治療の特長として、入院が不要であること、皮膚に手術創が残らないこと、術後の内出血が少ないため痛みが少ないこと、治療翌日から入浴が可能であること、保険適用のため費用が従来の治療とあまり変わらないことが挙げられます。

 当院では、静脈瘤治療を多く手がけたレーザー治療の認定医・指導医が痛みの少ない最新のレーザー機器(波長1470nm)を用いて日帰り手術を行います。レーザー治療だけでは不十分な方には、穿通枝結紮や硬化療法といった補助療法も合わせて行います。

足の血管が目立つ下肢静脈瘤

足の血管が目立つ
下肢静脈瘤

波長1470nmのレーザー焼灼装置

波長1470nmのレーザー
焼灼装置(インテグラル)

▶︎足のむくみ・だるさ

 最近、足のむくみやだるさが気になりませんか?足のむくみやだるさは長時間足を下ろしているだけでも生じる現象ですが、重大な病気の兆候の可能性があります。一晩寝れば翌日には改善するうえ、苦痛を伴うわけではないために気にされない方が多いと思います。受診するとしても何科にかかったらいいのか迷うことも多いのではないでしょうか。

 足のむくみ(浮腫)やだるさについて重要なことは両足に生じているのか、片側だけに生じているのかということです。両足であれば主な原因は骨盤より上に存在し、片側だけであれば骨盤より下に存在する可能性が高いと考えられます。その原因として考えられる疾患は以下の通りで非常に多岐にわたっています。

両足の浮腫の原因:心疾患(心不全)、腎疾患(腎不全、ネフローゼ症候群)、肝疾患(肝硬変)、低栄養(低アルブミン血症)、甲状腺機能低下症、後腹膜・骨盤内疾患(腫瘍、線維症)、薬剤性、塩分の過剰摂取、肥満

片足の浮腫の原因:外傷、蜂窩織炎、関節炎、リンパ浮腫、下肢静脈瘤、下肢静脈瘤、静脈うっ滞、深部静脈血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)、慢性静脈不全

弾性(圧着)ストッキング

足のむくみや静脈瘤の治療に用いられる弾性(着圧)ストッキング

 当院ではこのような下肢の浮腫やだるさについて重大な疾患を見逃さないように総合的に検査を行い、診断・治療をいたします。

▶︎足の血行障害

 歩くと足が痺れたり、ふくらはぎが張ってきたりして、休憩をしないと散歩が続かないということはないでしょうか。左右で足の色や温かさに差があることはないでしょうか。もしあれば、足の血行障害(閉塞性動脈硬化症)の可能性が高いと思われますので、なるべく早く受診しましょう。

 閉塞性動脈硬化症とは動脈硬化が足の動脈に生じた状態で、放置すると進行し、歩く距離がどんどん短くなるだけでなく、最悪の場合は足の壊死が生じ切断を余儀なくされることもあります。動脈硬化は全身に生じますのでこの疾患がある方の多くは、脳梗塞や心筋梗塞のハイリスク症例であることが分かっています。また、糖尿病、高血圧、高コレステロール血症に合併しやすいため、未検査の方であればすぐに血液検査をする必要があります。運動や薬物による治療、禁煙や生活改善など予防を行えば、進行を遅らせることが可能な疾患です。